2012年3月31日

中国〜カザフ 国境越え




朝ごはんを食べ、その後コルガスへ!ついに国境!
日本のパスポートってだけでやたらと審査が長引く。なんとか中国を出ました!

またバスに乗り、国境越え今度はカザフスタン入国。
テンション上がるね!



とりあえずバスの乗客はやたらみんな大荷物で、マネキンとかテレビとか袋パンパンに詰めて税関を通る。
税関は大混乱で、警備員に怒鳴りつけたり殴り掛かったりする人もいた。

私はあまりに身軽すぎたのか、なんと荷物チェック何もされず!!
何となくバックパック後ろ引っ張られてた感じはしたが、まあ通ったもん勝ちだと思い、前に進んで無事入国!

ついにカザフスタン!!

ただ税関で引っかかった人がバスの中に何人かいて、結局バスが出発するまで4時間かかった。
アルマティ出身の夫婦と仲良くなって、言葉は全く分からないけど何とか会話^^


その後アルマティに向けてバスでひたすら砂漠の中を走る。
山が美しい。山と荒野がずっと続く。動物たちがのびのびと暮らしてる。空気もウルムチと違っておいしい。

21時頃、ようやくアルマティのバス停に到着!
バスの乗客の人とタクシー相乗りして、ホスト、Galinaの家へ♪
4日ぶりのシャワー!気持ちよかったー!!

2012年3月28日

ウルムチの街で


朝Nayanと家を出て、1時間BRTというバスに揺られ、彼女は大学へ。
Xinjiang大学の学生。
Nayanはウイグル語を大学で勉強していて、ウイグル語を専攻している学生は学費がタダらしい!

一人でぶらぶら。
公衆トイレを使ってそのまま出たら管理人ぽい人が怒鳴ってきた。
多分お金を払わなきゃいけなかったんだろうけど、何言ってるのか分からないのでスルーして立ち去りました。笑

中国銀行へ行ったがどうもうまくいかず、結局日本円を換金。


人民広場へ。
ここには2年前大勢のウイグル人が抗議のために押し寄せた。
バドミントンしてる人がいて、誘われたので一緒に^^おばあちゃんがめちゃ強い。

写真撮りながら歩いてると撮ってくれとポーズ撮ってくる男の子たち。
何度もウイグルの楽器を勧めてくるおじさん。
ここには交通ルールなどないも同然で、信号が赤だろうと青だろうと車も人も走る。
のんびり歩いてたら死ぬなまじで。
東京の人より早歩きだわ。

アルマティ行きのバスチケットを買うため、指定された場所へ。
広くてどこにあるのかわからず、色んな人に聞くが、そこにいるのはどっちかというとロシア系・カザフ系の人が多く、英語も分からないし漢字もわからない。

焦りと疲労で泣きそうになりました。

なんとかチケットの場所にきたものの、相変わらず英語は通じず。
でもようやく購入!
350元だと思ってたら、最近値上げしたらしく450元。

しかし持っていたのは430元で、20元足らず、バスに乗車するときに払ってくれればいいよと言われた。(結局払わなかったけど)


町中ではよく靴磨きをして小銭を稼ぐ子供の姿が見られる。

ここの人はシャワーを毎日浴びる習慣がなくて、3日に1度とか。
こんなに埃になるのに!
浴びていいよと言われたが、何だか申し訳ないので今日は大丈夫と言っといた。(この後4日間浴びれなかったので浴びておけば良かった)

2012年3月27日

シルクロード、そしてウルムチへ!


朝起きるともうそこは砂漠。
向かいのベッドにいた老夫婦はいなくなり、代わりに2歳の子供を連れた3人家族が寝てた。

子供がめちゃくちゃ可愛い。
私の写メを撮って、その画面にキスしてくれた!
ウルムチの人らしく、うちに是非泊まりにきてほしいと言われたけど、既にホストファミリーがウルムチで待っているのでと断った。

とても素敵な家族です。言葉で感謝の気持ちを伝えられないのがつらい。筆談で精一杯。

シルクロードを列車がひたすら走る。
途中どこからか砂埃が車内に入ってきてむせる。




2時間遅れて、18時半頃ようやくウルムチ駅へ。なんと大雨。
最初のホストファミリー、Nayanと無事に会えて彼女の家へ。アパートの5階。
またまた素敵な家族。ご両親は英語を話せないけど、Nayanが通訳してくれた。

3日ぶりにシャワー浴びれてすっきり!

2012年3月26日

列車2日目


8:30
朝起きたら上の段にいたおばあちゃんがもういなくなってた。どっかの駅で降りたんだろう。
代わりにおじさんが上段に来た。とても優しい人。

外の景色もがらっと変わって、荒れ地が続く。建物の様式も全然違う。
発展しているのは都市部だけなんだなあと。

朝食はなぜかみんなカップラーメン。という訳で私もカップラーメン。


上段のおじさんが鳥の足を大量にカップ麺の中に入れてくれたが・・
爪とかリアルすぎて全く食べる気が起きないのだけど、旅人はもっと食べなきゃ駄目だとまだ入れてくれるので、謝謝と言って頑張って食べました^^;;
途中、おえってなったけど笑

13:30
西安に到着。
ここでは少し長く停車するため、ホームでは食べ物などが売られる。
夕食用にパンのようなナンのようなもの購入。
久々に外の空気が吸える!と思って出たが、出た途端むせた。なんだかけむい。


19:30
日も沈み、乗客のみんなもお疲れの様子。
辺りは荒れ地。そんな中、人が住んでるのか分からないような建物が建ち並び、畑を耕す人や、羊や牛を引き連れて歩く人も。
たまに教会やモスクらしき建物も見える。

人は皆温かい。
上段のおじさんがくれた落花生がどんだけ美味しく感じられたか。

つづく

2012年3月25日

上海!そして列車へ。

7時頃目が覚めて、船の揺れが収まってて一安心。
シャワー浴びて3階のデッキへ。今度は船からの朝日です。

太陽は美しいが、海の色は昨日のと全く違う。茶色く濁ってる。
そろそろ長江に入る頃です。
気付いたら中国時間。時差は1時間。

2階のロビーでは昨日の話で持ち切りでした。
ここには色んな国の人がいて、私がよく仲良くしてたのはイギリス人の男の子とイラン人のパパ、それから中国人のおばあちゃん。

私とタメで、同じく大学を休学してバックパッカーしてる男の子もいた。

みんなもやはり昨日は一日中げろげろで何も食べれなかったと。そりゃそうだよな。
って思ったら、中国人おばあちゃんだけは違った。
「揺れた方がよく寝れる」らしい。恐るべし。

待ちに待った朝食。まあ、正直あんまり美味しくないんだけど、昨日一日何も食べれなかったから何でも口に入る。笑

11時頃、船は上海港に到着。
空気は汚く、目やのどがイガイガする。とても忙しい街。

とりあえずタクシー相乗りして上海駅へ。
駅近くで昼食食べて、ちょっとぶらぶらして、ウルムチまでのチケットを受け取るためホリデーインへ。

酒店=ホテルってのは、びっくり。
てかやっぱり少しは中国語覚えとくべきだったと後悔。ここはほとんど誰も英語を話せない。

チケットを持った人が来るまで不安で仕方なかったけど、無事ゲットして再び上海駅へ!
荷物チェックすませ、怒声と大混乱の中ウルムチ行きの列車に乗り込む!

私が乗ったのは20時30分上海発ウルムチ行きのT52/53次列車。
一等席なので一部屋に4人、二段ベッドが二つ並べられた部屋で2日間列車に揺られながらウルムチへ。
私は下の段。寝るとき以外はみんな下段のベッドに座って景色眺めながらお話ししたりご飯食べたり。

まず最初は中国人の老夫婦と、おばあちゃん一人が同じ部屋だった。
もちろん、誰も英語は話せない。中国語をいくつか教えてもらった♪

それから色々と質問されたのでメモとペン渡して筆談。なんとかなるもんだ!
とても優しい方たちで、色んなことを話した。私の旅の話もしたり。
この列車のことについて調べてたとき、「トイレは早めに行っておいた方がいい」とのアドバイスをよく見かけて、意味がよくわからなかったんだけど、実際列車に乗って理解した。
出発して1時間しないうちにペーパーはなくなって、既に詰まってた。
においがひどい。

この日は疲れていたので、22時頃就寝。


つづく

2012年3月24日

船2日目

ご無沙汰です。

ネット規制の厳しい中国から抜け、Google、Facebook、Twitterが使えるようになった!
と思ったら、次に訪れたカザフスタンでは海外のブログが規制により見れず。(なぜかアメブロは見れた。アメリカ人のブログを特に規制しているらしいので、このGoogleのBloggerもその対象になってしまったんだと思う・・)

日本を出て2日目(船旅2日目)から書いてなかったので・・マメにつけてた日記帳を見ながら書いてきます♪

3月24日

船は東シナ海へ。
前日のゆったりした瀬戸内海の旅と打って変わって、大荒れ。
頼むから落ち着いてくれってくらい、船がぐらんぐらん揺れる。

朝6時半頃目が覚めたが、「今は起きたら吐くなこれ」と思い、二度寝。

次起きたのが8時半頃。船は相変わらず縦に横にひっきりなしに揺れてたけど、とりあえずなんとかシャワールームへ。
歯を磨いた直後、そのまま足はトイレに直行してました。
12時頃までトイレに居座って、とりあえず吐き続けてました・・(食事中の方ごめんなさい)。

さすがに戻ろうと思って、ベッドへ。
ここでも枕元のビニール袋にお世話になりました・・
お酒以外でこんなに吐くの何年ぶりだろう。

目が覚めたのは18時半ころ。
そろそろ日没だろうと思い、げろげろしながらも、カメラを持ってデッキへ。
何としてでも船からの夕日を撮りたかったので。
波は高く、息が出来ないくらい風はめちゃくちゃ強かったけど、外の空気吸えたのはちょっと良かったかな。

一日中げろげろで船にしたのを後悔してたけど、夕日見た瞬間そんな気持ち消えた。
それに外の方が揺れをあまり感じないような・・気のせいかな?

その後酔い止め薬を船員さんにもらって飲んだが、また体内のウナギが動き出す。

結局薬はもう意味なし・・
そのまま2時間ほどトイレの便座を抱いて、その後はベッドとトイレを行き来してた。
21時頃就寝。

つづく

2012年3月23日

しゅっぱつ!

いよいよです。
応援メッセージくれた方、ありがとう。

行ってきます!

2012年3月22日

出発前日

気づいたら前日です。
出発10日前くらいからブログ書き始めようと思ってたのに、結局今になってようやく。

相変わらず実感がなく、普通に過ごしてます。
バックパックに少しずつ詰めてますが、なんだかスカスカで本当にこれでいいのかって若干不安なんですが。

大体みんなに「どこ行くの?」と言われて、とりあえずキルギスってまずは答えてるんだけど、
場所を知っている人はほとんどいないです。まあ、そりゃそうだよね。

まず、キルギスは国の名前です。イギリスの地名ではありません笑
キリギリスでもないです。それは虫の名前。
キルギス(Kyrgyzstan)は中央アジアに位置し、中国、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタンと国境を面しています。
旧ソ連で、首都はビシュケク。言語はロシア語、キルギス語。

ざっと、こんな感じでしょうか。
残りの情報は現地からレポートします♪

記念すべき初ブログでした*