2012年4月3日

国境越え、キルギスへ



 

朝7時過ぎ頃バス停へ。
キルギスタン・ビシュケクへ行くバスに乗り込む。
バスは15人ほど乗るワゴン車のようなもので、人が集まり次第出発。

国境へ向かう途中、窓からは雪の積もった山々がずーと切れ目なくそびえ立つ。

雄大で、でも周りは素朴で。
これが日本だったら、道沿いにお土産屋さんが建てられたり、旅館やホテルが立ち並んでいたかも知れない。
でもここには、農家の家がぽつんぽつんとある以外、何もない。広大な大地が続く。
まさに自然そのもの。


山の手前は不毛地帯であったり、牧場であったり。馬や羊の群れがたまに見られる。
こんな綺麗な景色が広がっているのに、なぜか乗客は皆カーテンを閉め切っている。なんて贅沢な!

そしてカザフスタン出国。
バスの運転手さんが一緒に来てくれた。やはり長引くも、なんとか問題なく出国!
そしてまたバスへ。出国してから入国するまで、どこの国にも存在していないって時間が、何だかわくわくする。DJ ShadowBorder Crossingを聞きながら、入国局へ。

入国も少々長引くが、特に荷物チェックもされず、無事キルギスタン入国!!

カザフスタンへ入るときに比べ大分楽だった。人々も落ち着いている。
SUZUKIという名前に入国局の人はみんなニヤッとする。「オースズキ!」って。

キルギス入国局にて。
バスの運ちゃん。しぶくてかっこいいぜ!
ロシア語をいくつか教えてもらった。

彼は12カ国語しゃべれるらしい(私の解釈が正しければ、あと彼が話を盛ってなければw

入国後、20分ほどでBishkekのバス停に到着。
インターン先のマネージャー、OlyaとホストのKasietと無事会え、ホストファミリー宅へ!
アパートに住んでいて、私にはかなりでかい部屋を用意してくれていた♪
遅めのランチを食べ、近所を散策。この日は20度ほど。

アルマティの近くなのに、こんなに気候が違うとは!

昔からの言い伝えで、キルギス人と日本人は元々一緒だったと。
魚好きが日本人に、そして肉好きがキルギス人になったと言われているそう。

確かに街を歩いていても、日本人と似ている人が多い。化粧も似ている。
ホスト先のお母さんにも、私のような人は街を歩いてればいっぱいいると言われた。

Kasietはお母さんと二人暮らし。
日本からのお土産に二人の名前が入ったお箸をそれぞれプレゼント。喜んでくれてよかった^^
とりあえず、ここまで来たら3ヶ月はここに留まるので、落ち着きます。
正直、ここでインターンするのにここまで辿り着けなかったらどうしようと不安で仕方なかったが、特に何事もなく無事に着けて本当に安心しています。

あちこちで色んな人に助けられたなあ。
彼らなしじゃ、チケットを買うことも、国境越えるのも無理だったかも知れない。

出会いって本当にすばらしいです。旅のいいとこって、結局なんだかんだ言って、一番は出会いなんじゃないかなとも思います。

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