2013年2月24日

イスラエル



イスラエルの国境からはバスでエルサレムへ。
76NISで所要時間は約4時間。(この日は道が混んでいたため通常より時間がかかったが、ラッシュ時でなければ2時間で着く)

エルサレムのバス停でum alFahm(ウーメルファヘム)行きのバスを探す。
本数は少なく、次のバスは23時半発。

夕飯を食べつつ、バス停でのんびりしながら待つことに。
エルサレム−ウーメルファヘム間は36NIS1時間半で着く。


ウーメルファヘムの風景。ここはアラブ人の多い街で、モスクが多い。
レストランなんかもアラブ系の店ばかりだ。


ホストのお母さんが働く学校へ。
英語の授業に参加させてもらった。タイミングのいいことに、クラスでは「となりのトトロ」を見終えたあとで、物語について英語でディスカッションしていたところ。
「日本には本当にトトロがいるの!?」と子供達が質問してくる。うーんわからないけど、いるかもね^^


ウーメルファヘムから30分ほどの街、ネザレス。

次に訪れたのはテルアビブ。
この週末はユダヤ教の祝日プリム。
アメリカでいうハロウィンみたいなもので、皆コスチュームを着て街の中心部で行われているパーティーへ。


マリオとルイージもいれば・・


ホットドッグわんちゃんも!可愛い!!

イスラエルではほとんどの人が英語をペラペラに喋る。
「なぜこんなに英語を話せる人口が多いのか」と聞くと「私たちは米国との関係がとても強いから」って。
確かにその通りだな。

ちなみにイスラエル内のアラブ人の多い町ウーメルファヘムやネザレスでは、学校で7歳からヘブライ語を学び始める。
アラビア語を話す人が多い地域でも、病院のお医者さんはイスラエル人、アラビア語を話さない。道路の交通標識もヘブライ語で大きく書かれていて、アラビア語は小さな文字。
嫌でもヘブライ語を話さなければ暮らしていけない。

一方、イスラエル人でアラビア語を話す人は非常に少ない。
学校では第一外国語として英語、その後、第二外国語としてもちろんアラビア語を選択する者もいるが、多くはフランス語やドイツ語、スペイン語を学ぶという。

「アラビア語って数字の書き方まで違うじゃない。あれ狂ってる!」とテルアビブ出身のシラ。
うーん、実は日本語にも漢数字があるんだな。

テルアビブからは再びエルサレムへ戻る。
エルサレムでどうしても泊まってみたかった”Faisal Hotel”(秘密結社ホテル)に泊まることに。この旅で2度目のホテル泊まりだ。

ところがこちらのFaisal Hotel、名前を変えてNew Palm Hotelになっていた!
入り口には小さく”Faisal”と書かれていただけ。

きっと名前が問題になったのだろうな・・笑

ホテルオーナーや従業員は皆アラブ人。
アラビア語が飛び交い、泊まりにきている客もなぜかアラビア語を話せる人がやたらと多い。



ホテル前のダマスカスゲート。
ここから長ーいマーケットが続く。


マーケットの中にもイスラエルの治安警察が常に配備されている。
ただのマーケットなのに!彼らにとっては「ただいるだけ」かも知れないけれど、これ終日監視されている側からとったらかなりのストレスだわ。


Western Wall「嘆きの壁」
ユダヤ教徒の男性は頭に小さな帽子をかぶり、壁に向かって礼拝。
正ユダヤ教徒は黒いハットに耳元からのチョロ毛、全身黒にまとったスーツがお決まり。


シナゴーグがぽつぽつと。
後ろを振り向けばイスラム教モスク、また別の場所に行けば教会。
さすがは3宗教の聖地、エルサレム。

このとき風邪がひどかったので、エルサレムでは残念ながらいい思い出なし・・。くっそ暑いアフリカから来た私にはイスラエルは寒すぎる・・。

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