2012年11月6日

フランス - イギリス入国



ゲントからはバスでフランス・パリへ向かう。
eurolineというバス会社からパリまでの直通バスが出ている。
3時間の旅で31ユーロ。一日一本しか出ていないので高いのかな。ブリュッセルからの方が安いかも知れない。


さて、パリ。
着いた瞬間、自分に似合わない街だなと思ってしまったのはフランス人には口が裂けても言えません。

土日は1826歳の人は地下鉄の切符が半額。
それから第一日曜はほとんどの博物館・美術館が無料。どちらにしても学生はいつでも無料。ルーブルも無料ってのはすごいね。

フランスに来て風邪を引いてしまい、結局ほとんど動けず。
よくフランス人に対して「フランス人は英語話せるくせにプライドが高いから話そうとしない」とか言われているが、私が道を聞いたフランス人の人は皆丁寧に英語で教えてくれた。

フランスにも人気のカーシェアリングサイトがあり、ロンドンまで33ユーロ(フェリー運賃含む)で乗せてくれるドライバーを見つけたので予約。
こちらがサイト 
英語のページはないが、日程と場所さえ入力して検索すればいいのでなんとかなる。
http://www.covoiturage.fr/

ドライバーの夫婦と他に2人の女の子もシェアして6日ロンドンへ。
フェリー港までは約4時間。
同じフェリー港の中に、フランスの出国局とイギリス入国局がある。

話には聞いていたがイギリス入国は厄介で、「イギリスに友達はいるか?」「入国の目的は?」「いくら持っているか?」「宿泊先は?」「親の職業は?」「あなたの職業は?」などと質問攻めにされる。「この旅行費は誰のお金?」とも聞かれた。

自分のお金だが自分は学生だと言ってあるしここは親と言っておいた方が無難だろうと思い、親のお金と嘘をつく。
滞在先も友人宅だがそれはまずいので、適当に調べておいたホステルの名前を言う。

ぱらぱらと私のパスポートをめくりながら、「随分とたくさんの国へ行ったのね、どこの国へ行ったの?」と。
いや、パスポート見れば分かるでしょと・・とりあえず「中国とかキルギスとか」とだけ言っておく。
極めつけにアフガンビザの横のページにイギリス入国スタンプを押された。
出国の際も注意しろよと言わんばかりに。荷物チェックなしで入国できたのでもう文句は言えまい。


フェリーと言ったら大阪から上海の長旅フェリーを思い出す。
一日中トイレの便座を抱えながらゲロゲロ吐いていたなあ。
今回はたった2時間の短い旅。しかも時差があるので実質1時間でイギリスに着くことになる。

面白かったのが、イギリスに近づくにつれ空が曇ってきていたこと。
ああイギリスへ向かっているんだなあと実感(笑)。

6年ぶりのイギリス。全く違って見えるんだろうなあ、と思うと少し緊張するね。
初めての海外が16歳の時のイギリス。
あのときは何もかもが新鮮で、古いれんが造りの建物や二階建てのバスや赤い電話ボックス、何見ても興奮していたなあ。

あとそれから360度見渡す限りイケメンと美女ばかりだと思っていたわ(笑)。
今はどう自分の目に映るのか。楽しみだ。

イギリス編へ続く。

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