2012年11月9日

6年ぶり、ロンドン




帰ってきました、イギリス、ロンドンへ。

まず、当たり前なのだけど皆英語を話せることに感動。
ここに来てもついいつもの癖で”Can you speak English?”と聞いてしまったり。
”Of course! I’m from here!”と言われて何度も恥ずかしい思いをした・・。笑

バスや電車に乗っていても誰が何を話しているのか分かる。おばあちゃんにバスの中で突然世間話されても答えられる。
小さなことだがどこへ何をしにいってもモヤモヤ感が全くない。とにかくめちゃくちゃ楽。

一番楽しみだったのが友達Artyshaとの6年ぶりの再会。
高校の姉妹校Hendon Schoolの生徒だった彼女、日本語のコースで日本語を勉強していて6年前私の高校を訪れた。
私の家族が彼女をホストファミリーとして受け入れ、半年後私も高校のプログラムで彼女の学校へ。彼女の家族が私を泊めてくれた。

英語かなり上達したね、と言ってくれたのはやっぱり嬉しいね。
高校1年だった頃の私がどの程度話せていたか全く記憶にないが・・ 
たぶん日本語で考えてから英語に訳して話していたと思う。

イギリスに来て感じたのが、ネイティブの英語は全然違うってこと。
日本から旅してきて、初めての英語を公用語とする国がここイギリスだが、
彼らの英語は第二外国語として英語を話す人の英語とは全く違う。

私が会った他のヨーロッパやアジアの人も英語をペラペラにしゃべるが、
表現の仕方がやっぱり全然違うんだよね。
英語を学びに何故かドイツやチェコやトルコに行く人をよくアジアや中東で見た。
確かにこれらの国は安いから魅力的なのだが、本当に英語を学びたいなら英語を第一言語として話す国に行くべきだなあって思う。

ロンドン初日のホストはパレスチナ人。
くせ者で、フリーメイソンとイルミナティについて長々と語り出す。
長旅で疲れたからもう寝たいと言っても、あと30分だけ!と話が続き、気づけば朝4時。
まいったわ。

前回訪れたときは歴史的背景や移民事情、英語の違いさえもわからなかったが、
今こうして少しばかり知識蓄えたところで行ってみると全く違った見方でイギリスという国を見ることが出来る。

以前は色んな人と会って話しても彼らの英語がイギリス英語なのかアラブ英語なのかインド英語なのか区別がつかなかった。

イギリスが植民地化したインドやアフリカ諸国との現在の関係、
それからやっぱり移民の受け入れなど、
あれから新しく知ったこと、興味を持ったことがたくさんある。

何となくだが、前回ロンドンへ来たときと比べて思ったのが、
ホームレスが増えたということ。
地下鉄の駅、大通りなどあちこちで見かけるホームレス。
前もいたがここまで多くなかったような。

6年前、1ポンドは220円、今は130円(118日現在)。
私からしたら今はチャンス。前回は日本円に換算していると何も買えなかった。
水のペットボトル1500円近くしていたからね。


Imperial War Museum「帝国戦争博物館」を訪れた。
私的には大英博物館よりよっぽど行く価値があると思う。ちなみに入館料は無料。



ホロコーストの歴史や、戦争中各国に潜在していたスパイのことなど、今まで行った博物館でも紹介してくれなかったようなことが説明されていて面白い。
第一次大戦から湾岸戦争、アフガン戦争のことまで、戦争という名の付くものは全てここにあると言っていいくらいだ。

これだけ旅していてもやっぱりイギリスはイギリス。音楽好きの私にはたまらん。聖地です。



ロンドンではThe Rolling Stones50周年を祝って新しい店がオープン。
カヴァーンストリートはストーンズ一色でした♥


Oasisのアルバム”(What’s The Story) Morning Glory?”のカバー写真が撮られた場所。


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