ラゴスでお世話になったホストはToluとBajoのカップル。
彼女(Tolu)は30歳、彼氏(Bajo)は36歳。2人はまだ未婚。
アフリカ=結婚が早いって思っていたけれど、少なくともここナイジェリアのラゴスは別。
30歳近くてもまだバリバリ働きながら自分で生計立てている女性がたくさんいる。
Toluは大学時代にゴミ山の子供達を救うNGOチャリティー団体を立ち上げた。
それから8年、今では有り余る程の募金が集まっているという。
一緒に孤児院へ。
ガーナでもそうだが、孤児院を立ち上げた人やそこで働く人の中には、ただのお金稼ぎでやっている人が多い。
慈善団体を立ち上げれば、そこにたくさんの寄付金が集まる。
そのお金を孤児院の施設費や子供のためには使わず、別のビジネスを始めてしまう人がいるという。
寄付された食べ物や衣服も、子供には届かず街のマーケットで売られてしまうことも。
一方孤児院の子供たちはほったらかし状態。
虐待を受けている子もいる。
私たちが訪れた孤児院は民家の中にあり、ストリートチルドレンのための家だった。
Toluがその孤児院を支援している理由は、そこで働く人がきちんと子供の面倒を見ているからだという。
65人の男の子たちがここで暮らしている。
ラゴスには巨大なゴミ山もあれば
サッカーアフリカカップを見るためにテレビに群がる人々。
サッカーの話題になるとナイジェリア人は止まらない。
●アブジャ
ラゴスの次に向かうのは首都アブジャ。
ラゴスからバスで10〜12時間かかると言われていたので家を5時に出て6時発のバスをとる。ラゴス−アブジャ間は5900N。
先週までは5000Nだったらしいけれど、なぜか値上がり・・。タイミング悪いぞ。
昼食(朝食用かも知れないが)も水も配られる。ナイジェリアのバスはサービスがいいね。
こちらがそのバス。
途中検問はいくつかあるが、パスポートチェックや質問されることなどはない。長い道のりだ。
北に行けば行く程モスクの数が増えていく。
出発から12時間後、18時ようやくアブジャ到着。
首都アブジャ。
人口はラゴスより少ないが、政府機関はほぼ全てここアブジャにある。
ラゴスのような華やかさはあまりないように思えたが、整えられた街並や道路が目立つ。
セキュリティもより厳しく、通信会社や銀行へ行くのにも荷物チェックがあった。
昨年11月26日、たった2ヶ月程前、ここ ”Special Anti-robbery Squad Detention”(強盗容疑者留置場)がJAMBSと呼ばれるイスラム系組織に襲撃され、そこに収容されていた容疑者25〜30人が解放された。
ナイジェリアではキリスト教徒とイスラム教徒が対立。
教会が爆撃されたり、キリスト教徒が誘拐されたり。そんなニュースが多い。
こちらはアブジャの自然公園。
さてカノへ向かいます。
3 件のコメント:
ナイジェリア
鷲尾悦也
川原誠也
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