2012年10月14日

ポーランド〜スロバキア〜チェコ




ポーランドの次に目指す場所はスロバキア。
直通のバスも電車もあるが、一番安いルートがこれ。

1.     クラクフからバスでKatawice(カトヴィツェ)へ(14zt
2.     カトヴィツェのバス停からPolski Busでスロバキアのブラティスラヴァ!

カトヴィツェから出ているPolski Busは最近出来たばかりの新しいバス会社。
店頭でのチケット販売はまだ始めておらず、ネット予約のみ。
6時間の距離で30zt(約750円)は安いです。
電車だと10倍以上高くつく・・。直通のバスだと120ztくらいだったかな・・。

このバスWi-Fiもトイレも付いていて、かなり快適。
英語のアナウンスもある。座席も結構広めで、まだこの会社の名が知られていないためか乗客数も多くない。

10時半にカトヴィツェ行きバスに乗り、1時間半ほどで到着。
またもやバス停でも何でもないところで降ろされたので、周りの人に聞いてバスターミナルへ。
13時過ぎ頃にブラティスラヴァ行きのバス到着。

ポーランドからはシェンゲン圏なので国境でのチェックなど一切無し。
いつスロバキアに入ったのかわからない。スタンプも当然なし。

静かな田舎道が続く。

何もない草原や、可愛い三角屋根の家や、山沿いの牧場。
こんなのどかな景色にも最近は慣れてきていてなんとも思わなかったけれど、やっぱり都会で数日過ごした後に見る田舎の風景っていいね。

横浜からたまに実家に帰ったときの気持ちと似ている。
 

19時過ぎ、ブラティスラヴァに到着。バスターミナル内でホストのIanik”MIYU”と書かれた紙を持って待っていてくれた。
こんな迎えられ方は初めてだ^^

今度のホストはIanikMirko2人、ゲイカップル。
今月ブラティスラヴァで行われるゲイフェスティバルの主催者でもある。


ブラティスラヴァは小さくて可愛い街でした。
天気がよかったので一人のんびりと街を歩く。

お昼にSMEというスロバキアの新聞社の記者さん2人とランチ。南スーダンやリビアの取材の話など聞くことができてなかなか面白かった。
残念ながらSMEはすべてスロバキア語で書かれているので私は読むことができないのだが。
仕事の合間だというのにビールを飲むところがさすがである・・。

ここブラティスラヴァにもユダヤ教礼拝堂シナゴーグが一つだけある。
ただずっと閉まったままで誰も入れない。


その日は1時間だけオーストリアへ。ガソリンはスロバキアよりオーストリアの方が安いため、こっちで給油する人が多いのだとか。

12日、チェコのブルノへ行くためバスターミナルへ。
チケット売り場でブルノ行きのチケットを買いたいと言うと、バスの中で買え、と言われる。

言われた通りにバス停へ行き、バスが来たところで運転手にチケットを買いたいのだが、と言うと「どうしてここで買おうとするんだ。チケット売り場に行け」と。
ここで買えと言われた、と言っても当然無駄な訳で。

おまけに9時発のバスは満員のため乗れず・・チケット売り場で9時半発のチケットを買い、やっとのことでブルノ行きのバスに乗る。

ブルノまでは約1時間半で着く。
チケットは11ユーロ。発車時刻によってブルノの到着場所が異なるので注意。
私が乗ったバスはグランドホテル行き。
ホストのヤンはイランで会った大学生。先月イラン、パキスタン、インドの旅を終えて帰ってきたところだ。


この日はどんより曇っていて、気温は10度ほど。
街に出ると小さなマーケットでビールやホットワインを飲みながら体を温める人たちも。

運悪く、ほとんどの建物がこの時再建設中で、せっかくの景観が台無しである。

ヤンが祖父母を訪ねにHradec Kralovelというプラハ近くの小さな街に行くと言うので、私もブルノには泊まらず一緒に行くことに。

ブルノからフラデッチまでは列車で移動。クレジットで買えば120CZK、現金だと227CZK900円ほど)もする・・。

列車は1時間遅れで到着。途中また何やら問題が発生したようで30分ほど停車。3時間半後にようやくフラデッチに到着。


翌日は天気にも恵まれ、暖かく、市内を散歩。
その後はヤンの母親の牧場へ^^

久しぶりに馬に乗って、牧場内を走る。
次また旅に出るのなら、馬に乗って世界を廻ろう、と結構本気で考えています。(馬にパスポートが必要なければいいのだけど・・)

紅葉の季節。赤や黄色に染まった木々が牧場を囲む。


その日の夜は牛や豚やヤギへの餌やりを手伝った。
もちろんこんな仕事は初めてだ。犬に猫、牛、馬、羊、ヤギ・・これら全てをこのお母さん一人で世話しているそうだ。

翌日はヤンの友達オンドラとヒッチハイク。
ガソリンスタンドで30分ほどドライバーに聞いてまわり、老夫婦からOKをもらったところで首都プラハへ!

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