2012年10月19日

プラハ〜ミュンヘン



チェコ、プラハ。
もともと共産党国だったチェコ・スロバキア。

1989年の革命によって共産党政権が崩壊し、チェコとスロバキアは解体。
今チェコは共和制。プラハ市内の地下鉄は、一部1960年代に旧ソ連によってデザインされたものを使用していて、他の旧ソビエト国と似た車両や駅をよく見かける。

観光客がとにかく多い。移民も多い。
特に多いのがベトナム人。
スロバキアもそうだったが、この国で最も多い移民者はベトナム人だ。チェコ国内には約6万人のベトナム人がいるらしい。

お隣スロバキアではユーロを使用しているのに対し、こちらチェコでは通貨は変えずクラウン(CZK)を使用。
1ユーロ=25CZKほど。物価はそれほど高くはないが、観光地なだけあってプラハはやっぱり高い。

チーズ嫌いはなんとか克服しつつあるが(最近はパンに少しだけチーズを乗せて食べられるようになった!)、このチーズは最高だといって出されるものは基本チーズ味が強くて駄目だ・・。

プラハには関係ないが、一番衝撃を受けたのが、サウジアラビア出身の女性旅行者に会ったこと。
なんと一人で旅をしているという。
配偶者なしで女性が国を出るのには、家族の許可、政府の許可が必要でかなり苦労した、シェンゲンビザを取得するまでに5ヶ月かかったと言っていた。
5ヶ月ならまだいい方なのかも知れない。。格好いいね!

プラハでは2日だけ過ごし、今度はドイツへ。
チェコとスロバキアのカープールのサイトがあるのでそれを使用。16日プラハからドイツのミュンヘンを通ってイタリアに行くドライバーを見つけたので早速コンタクトを取る。値段は少し交渉し、16ユーロにしてもらった^^バスで行けば倍以上はするのでこれはおすすめだ。

英語も話せる人だったので車の中ではお互いの話で盛り上がった。出張でイタリアに行くというJerry。ミュンヘンの私のホストの家まで乗せていってくれた。感謝!


さて、ドイツ−ミュンヘンについても少し。
先週ドイツ最大ビール祭りオクトーバーフェストが終わってしまったところで(くそっ泣)、今では空っぽの会場を見ることが出来ます(笑)。

ホストはイランからの移民、Shah Rokh
4歳のときに家族でドイツに移住してきた。彼はイラン人というよりドイツ人だね。

さすがは移民受け入れ国、ドイツ。
街を歩けばあらゆる国籍の人を見ることができる。
Shah Rokhのアパート周辺はトルコ人や、イラン人、アフガン人、アラブ人などが多く、ケバブの店やシーシャ(水パイプ)を置いたカフェが多い。

古い建物が並び、教会の鐘が街に響く。若い人はだいたい英語を話せるので特に困らないが、年配の人なんかは少しプライドが高い人も多く、ドイツ人だ、英語は話さん、と言ってくる人もいた。もちろん全員ではないけれど。

これだけ移民が多ければ、ドイツ人も彼らに対して寛容だろうと思っていたが、そうでもないようだ。
特に年配の人から差別を受ける移民は多いという。
地下鉄で、職場で、レストランで、睨まれたり他と違った対応をされたりなど。

私が街で彼らを見る限りは全く分からないのだけど、 インド人やパレスチナ人、イラン人の友達から話を聞くとそれぞれつらい経験が少なからずあるよう。

そういえば大学1年のときに6ヶ月だけドイツ語のクラスをとっていたことがあったのだが、ほとんど忘れてしまった。数の数え方さえ曖昧だ・・。

語学って相当モチベーションがないと身に入らないんだな、と改めて感じます。
3ヶ月いたキルギスでもっとロシア語覚えられたんじゃないか、と思うのだけど何故かロシア語にあまり興味が持てなくて、結局ごくわずかなフレーズのみしか分からない。

それに比べて1ヶ月だけいたイランでは大分ペルシア語覚えたなあと思う。
まだまだだけど、ペルシア語は今でも勉強中^^

ベルリンに続く。

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