2012年10月26日

西ドイツ、カッセル



ベルリンの次に向かう街はKassel.
カーシェアリングのサイトで見つけたEric4人用の電車チケットを持っていてシェアしたいとのこと。
残念ながらもう2人は見つからなかったが、20ユーロで6時間電車の旅も悪くないなと思い、ご一緒させてもらうことに。


ドイツで初めての電車の旅。のどかな田舎道の中をゆっくり進む。
東ドイツから西ドイツ。途中3回ほど乗り換え。乗り換え時間は短いが、基本電車は遅れてくるので特に問題なし(笑)。

東ドイツでは古く破壊された建物がよく見られるが、西ドイツに入るととたんに新しい建物と街並に変わる。
私はどちらかというと東ドイツの雰囲気が好きだ。
壁一面落書きされた廃墟が取り壊されることなく残っていて、壁崩壊後に不況となった東ドイツの様子を感じることが出来る。
デッドタウンとなった街もいくつか存在するらしい。

フランクフルトより少し北に位置するカッセル。
観光地ではないが、毎年9月に行われる”Documenta”というアートフェスには世界中から多くの外国人が訪れるという。


フェスで展示された美術品が公園にも残っていた。


グリム童話「眠りの森の美女」の舞台ともなったお城。
正直この場所に来るまで話の内容全く知らなかったのだけど・・笑
紅葉も綺麗でロマンチックな場所です。


行く途中で羊の渋滞。

カッセルからオランダのUtrechtまではシェアさせてもらえる車も見つからず、久々にヒッチハイクすることに。

ちなみに私がいつもヒッチハイクする前に使うサイトがこちら。
“HITCHWIKI” http://hitchwiki.org/
ヒッチハイクしやすいポイントを教えてくれます。過去にヒッチハイクした人がヒッチするまでにかかった時間や、そのスポットまでの行き方なども細かく書かれていて便利。

カッセルの街中心部から少し南まで行き、アウトバーンに入る手前の道で待機。
なんとそこに別のヒッチハイカーが!
こんな小さな街で、しかも同じ場所でヒッチハイクしている人を見るなんて思わなかったからびっくりだ。

彼の行く方向も同じだったので一緒に待つ。
10分もしないうちに一台の車が止まってくれて私は30分ほどその車で西へ移動。

オランダ行きの車が多いというサービスエリアで降ろしてもらい、そこでドライバーを一人一人まわり行き先を聞く。
20分後くらいにベンツに乗った兄ちゃんとその彼女がオランダとの国境付近のDuisburgまで行くから乗せていくよと言ってくれた。

1時間でDuisburgのサービスエリアに到着。
さて、そろそろUtrechtまで行く車を見つけたいものだ。最初はガソリンスタンドで聞くも、あまり車が来ないのでサービスエリア出口付近で待機。黄色いナンバープレートにNLの文字が書かれたものがオランダ行き。

30分ほど手を上げ続け、ようやく一台の車が止まってくれた。
行き先を聞くとUtrechtから30分ほどの街Hilversumまで行くと言う。完璧だ^^

運転しているおばあちゃんも、若い頃は私のように旅をしていたと言っていた。
見た感じ6070歳くらいなのに英語がぺらぺらなのはびっくり。

2時間ほどでHilversum到着。
私たちの通う教会に案内するわ、と教会にも連れて行ってくれた。
その後電車の駅で降ろしてもらう。オランダ語で礼を言い今度は電車でUtrechtへ。

Utrechtでのホストはキルギスで一緒に働いていたMariusWendelaカップル。
オランダ料理を作って待っていてくれた^^

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