2012年7月7日

タシュケント


タシュケントに着いて、まず第一の仕事「トルクメビザ取得」に取りかかる。

深夜3時、タクシーでトルクメ大使館へ。めちゃくちゃでかい。ネットで調べたら、
・深夜3時に大使館へ行き、リストに名前を書く
・翌日朝9時に大使館へ行き、ビザ申請
・5日〜長くて20日待ってようやくビザゲット!
・とにかく対応が悪い、Good luck…..
といったかなり面倒で気が重くなるような行程。とりあえず重たいまぶた擦りながら大使館へ。

2人の守衛がいた。名前を書きたいのだが、というと「明日だ!9時に来い!」とロシア語で怒鳴られる。
せっかく金払ってこんな時間に来たのに・・まあ仕方ない。ホストファミリー宅へ戻る。

翌日、9時に再び大使館へ。大使館の裏口に行き、名前をリストに書く。私は4番目だった。10時まで待たなければいけないのでぶらぶらしていると、昨日とは別の守衛がロシア語で話しかけてきた。かなりフレンドリーだ。
彼はウズベク人だった。日本のことやウズベク、トルクメのことなど話し、暇をつぶす。

10時、職員が中から出て来てリストの名前を読み上げる。
5人ずつ中に入れるので私は最初のグループと中に行くことが出来た。携帯電話は持ち込み不可。門の外に置いてから中に入らなければならない。

中には職員の他に、英語を話せるスタッフもいた。
申請書をもらうと、「今いかなる理由があってもビザ発行までに20営業日以上かかる。それに承諾できるのであれば申請して構わない」と言われる。

20営業日!!!
大使館は月曜日〜金曜日まで。大使館に行ったのは7月4日。そこから20営業日を数えると、私がビザを手に入れられるのは早くて8月1日。ウズベクビザは7月30日に切れてしまう・・・。

それに正直ウズベキスタンにそこまで長く滞在しようとは思っていない。
ビザ延長するのにもお金がかかるし、早く先に進みたい。

実を言うと、来週から有効なアフガンビザを持っている。
もちろん、怖い。先月カブールのホテルでタリバンの襲撃があったばかりだし、私は独身女性、しかも一人旅。

でも写真など見ればわかるが、アフガンは歴史が長く美しい自然と文化に恵まれた国。
行きたい、いやでも・・・うん、行っちゃおう!

30分ほど悩んだ結果、アフガン行きを決定。
急遽ルート変更。ウズベク〜アフガン〜イランと旅します。

そしてその日はホストファミリー宅へまた戻る。
3人家族で10歳の子供も英語をちょこっと話す。去年1年間で100人以上の旅人を受け入れたという。King of Host in Uzbekitanだ。

3段ベッドか、雑魚寝。正直部屋はかなり汚い。あちこちゴキブリが歩き回っているし、風通しも悪く暑くて寝苦しい。
まあ汚い旅人にはこれくらいが丁度いい。

初日はベルギーからのパッカーJulianFrancoisも一緒に滞在。翌日からはスペイン人のAlex、今朝起きたらウクライナ人のカップルもいた。まるでホステルに泊まっているみたいだ。



明日からサマルカンド、ブハラをバスで旅しようと思います。
ホストファミリーはいないけど、テントがあるし何とかなるだろう。アフガンに着いてブログが開けるようであれば更新を続けます♪

イランには7月20頃到着予定。
ちょうどこの頃からラマダン(断食月間)が始まり、朝4時から夜8時半まで公共の場では何も食べたり飲んだりできない。イランは特に厳しく全ての店やレストランも閉まってしまう。

夏の暑い中、肌を全て覆った状態で飲まず食わずの1ヶ月。気合い入れてかなきゃ。

では!

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