2013年1月16日

ブルキナファソ




ブルキナファソ、Ouagadougou(ワガドウゴウ)。

正直見た感じ、マリのバマコと大して変わらない。忙しい街だ。

夜になると、外に出て街頭の下で勉強をする子供達や大学生をよく見かけた。
ここでは電気代を払えない家庭も多いという。
だから勉強をしたい人や本を読みたい人はこうやって外に出て、街頭や月の光を頼るしかない。

私のホストは21歳の大学生Benoitとその家族。
家族、といっても兄弟姉妹だけで、ご両親はもう亡くなられたと。
「まだ子供がこんなに若いのに。何があったのだろう」と思ったが、この辺りの平均寿命は45歳。だから何もおかしくない。
長寿国日本で育った私にはとても考えられない。

だから結婚も早い。早い子では1618歳で既に子持ち。
22歳の私がのんきに一人で旅しているのが信じられないという。

栄養の高そうな食べ物ももちろんあるが、
普段彼らが食べている料理は栄養が明らかに足りていないと感じた。

朝食は基本食べない人が多いし、昼食や夕飯に食べるものも偏っている。

ちなみにアフリカどこでも大体聞かれるのが「結婚しているか」
そしてNOと答えれば「じゃあ俺と結婚してくれ。日本に連れて行ってくれ」。
こんな私でも毎日のように色々な人から言われる。

日本でお金を稼ぎたい、日本のパスポートが欲しい、が理由だろう。
正直最近はうんざりしてきたので既婚だと嘘をついているが・・(何とも悲しい嘘だ)。

街を歩いていれば、大体すれ違う人や子供達は「中国人!」か「白人!」と私を呼ぶ。
最初は「差別用語か?」って思ったが、日本で「黒人」とか「ガイジン」と呼んだりするのと同じだね。

だが私の場合、正直どちらも間違っているので反応に困る。
一番困るのが「ニャーオ(ニイハオと言いたいのか)」とか「ホアンホアン」といったように中国語をまねて話しかけられることだ。
いや、中国語話さないから、としか言いようがない。

それからよく聞かれるのが「中国人は子供の名前を決めるとき、スプーンを落としてその音で付けるのか」。
チンとかリンといった名前が多いからそんなことを聞くのだろうけれど、これはあまりに失礼すぎないか・・(笑)。
日本人の私に聞かれても困るが、彼らにとっては日本人も中国人も同じである。

マリまではイスラム圏だったが、ここブルキナファソからはキリスト教徒の割合が一気に増える。
街では教会が目立ち、モスクの礼拝呼びかけ音アザーンも聞こえない。

アニミズムという宗教もある。
生き物、植物、全てに霊魂が宿っている、という教えだそうだ。
信者は自然の中で暮らす部族などに多いという。


首都ワガドウゴウにはバーやクラブまである。早速ブルキナビールを堪能。
お酒を飲むなんていつぶりだろう。
確かフランスかスペインで飲んだきり一度も飲んでいない。めちゃくちゃ美味しかったわ。

ブルキナ料理。

ブルキナ料理2。ライスアンドビーンズ。

0 件のコメント: